女子サッカー部 練習に張り切る 5/19 高1
とにかく、最初から最後までトバシまくっている投稿文である。サッカー部に入ったのが嬉しくて
仕方がないといった感じだ。何せ最初から
「私は、高校に入ってから部活にはいりました。何部に入ったかと思います
か?」
知らん。なんでそっちから聞かれなきゃならないんだ。この質問、年齢を聞かれてすかさず「いく
つに見える?」という会話にも通じる。そういうことを聞く人は、まず間違いなく自分を年よりも若いと
思っていてそれが当然だと思っている人がよく使う。「若い」というのは他人の主観であって、それ
を押し付けてはいけない。すみません、話がソレました。
「しかも、女子サッカー部なんて人気ないだろうなと思っていたら大間違い!
!」
そうか。大間違いなのか。分かった。以後改めよう・・・・。とその文章を読む前まで何とも思ってい
なかったのに思わず反省してしまう1文である。何も考えずに読んでいると直球のように飛びこんで
くる投稿であった。まあ、何はともあれ頑張ってくれ。夏はこれからだからな。
買った手押し車 私の体の一部分 5/19
79才
ちょっとした不注意でケガをしてしまい、今まで乗っていた自転車は禁止され、つえをついて
買い物に行っても持ち帰ることができないため、手押し車を買うことにしたという。しかし、
「今まで自転車で走っていた自分と、手押し車で歩く自分の姿を重ねて情け
なく涙が止まりませんでした。」
そうだろうなあ。分かる。しかし投稿人は「自分の生きていく道はこれしかない」と思い
、現物が届くのを待ったのだそうだ。
そして、
「届いた車体には手押し車の字はどこにもありません。名前はウォーキング
ステッキ、横文字の嫌いな私の頭にスーッと入りこんだすてきな名前。これから
は私の体の一部分として生ある限り、明るく一緒に生きていこうと思っています
。」
そんなんでいいのか?てゆーか、そもそも手押し車に「手押し車」と書いてあるものなのか?よく
は知らんが。涙が止まらないくらい情けなかったとたった今読んだはずなのだが。名前が違えば
それでいいのか。例えそれがどっからどう見ても手押し車でも。
しかも、最後にはこの手押し車を「選んでくださった方」「手続きをしてくださった方」「運んでくだ
さった方」にまで感謝している。そんなにすてきな名前か。ウォーキングステッキ。ステッキ・・・す
てき・・・・。(自爆)
フリマで店番 長男が社会勉強 5/21 37才
家族ぐるみでフリマに参加し、長男は風邪で熱があったが最後まで店番を押し通したとのこと。
しかし、昔なら千円、二千円でモノが飛ぶように売れていたのが今では百円のTシャツもねぎら
れると嘆いている。そんな中、子供の間で流行っているカードが一枚四百円以上しても、よく売
れたのだそうだ。
「プレミアが付けば付くほど高値で売れるカード。一枚何百円で売る息子に
、金銭感覚を身につけさせるのは時代の流れなのか容易ではない。」
おいおい。
「家族の中で一番収益を上げた長男の顔が満足げだった。」
終わりか。それって社会勉強どころかちょっとマズイんじゃないか?これに味をしめた長男は闇で
カード売人にならなきゃいいが。どうでもいいが、母親、ちょっと客観的すぎないか?
それと、いつものことだが、この見出しをつけている人は本当に投稿文をちゃんと読んでいるのだ
ろうか。この場合は「フリマで不安 長男の金銭感覚」とつけるのが適当だろう。
しかし、ここまで見出しにダマされ続けてもまだ私は見出しを頼りに投稿を読み、そしてツッコミ
続けるに違いない。何度もインチキ商法にひっかかってフトンやハンコを買ってしまう主婦のようだ。
精神的に。
大人は自分の生活振り返って
5/25 中2
「今時の若い子は・・・」という大人達に「その環境を作っているのは大人じゃないんですか?」
という投稿だ。確かに、投稿人の言う「援助交際」あれは完全に大人が悪いと私も思う。買うヤ
ツがいるから売るのだ。しかし、
「夢を持て?こんな世の中でどう持つんですか?不景気だの、教科書の内
容を簡単にするだの、こんなことをしたら私たちがバカになるのは当たり前
だと思います。」
ちょっと待て。自分が夢が持てないのを大人や社会のせいにするな。私なんて数限りない夢を
持っているし、見て来たぞ。それは殆ど実現されていないが(なんせ、マッチと結婚するとか
(^^;)ゞ)、それは大人や社会や政治家のせいと思ったことはない。(当たり前か)それとこれとは
全くの別問題だ。
それと、教科書のこと。バカになると思うんなら自分で勉強するしかないだろう。古本屋にでも
行けば昔の教科書ぐらいあるぞ。それとも、教科書が難しくなれば勉強ができるようになるとでも
言うのか?
最後に、○○だからXXが悪い、というのはどっちにしてもタマゴが先か、ニワトリが先か、論だ。
解決はしない。
そして投稿人は、
「この発言に賛成・反対の方、ご意見お待ちしています」
とのこと。誌上でバトルでもしたいのか。でもあまり意味はないと思うが。書くだけならいくらでも
カッコいいことが書けるからな。その後に期待するとしよう。
公園に犬放たれ 散策楽しめない 5/26 44
才
岡山県津山市に移り住んで3年、投稿人は毎年桜の季節の鶴山公園の名画のような風景を
楽しみにしていたが、今年はあきらめたらしい。理由は、
「ペットブームの弊害のために。」
???なんかおかしいな、と思いながら先を読む。
「公園では大型犬が放たれ、勝手気ままに疾走しています。近づくとほえ立て
られ公園から追い出されます。」
言いたいことはもちろん分かる。しかし、「ペットブームの弊害」と言えば、ペットに警告を促す自
分自身を指すことにならないか?この場合、「ペットブームによる、散策の弊害のために」とここま
で書くべきである。細かいことだが、こういうことが私はすご〜く気になるのだ。もちろん、「ら」抜き
言葉も半疑問系(例・「ペットブーム?の弊害?」)の言葉も許さない!日本語のために戦うのだ
!!どん!!(机を叩く音)はあはあはあ。失礼。つい興奮してしまった。
難聴を持つ方 メールに挑戦を 5/29 79才
「難聴のためにIT受講をあきらめておられる方に朗報があります。」
何だろう、と思いつつ読んでいくと、自身が難聴で受講で苦労した、とのこと。
「速習手引、コピー原稿を無料で貸し出しますからコピー店でコピー代は各
自負担でコピーしてください。」
朗報って・・・自分が教材を貸し出すことだったのか。前にもどこかにツッコんだが、こういう言葉
(この場合朗報)は貸し出す本人が使う言葉じゃないだろう。本人が自分で言ってる朗報。まるで
テレビショッピングを観ているようでもある。
それと、この文章のラストの「コピー」の連続技。コピー店でコピー代はコピー。ちょっとウルサイ。
新世紀の記念にマリン大使応募 5/29 29才
「マリン大使」。大体お分かりだろうがミスなんとかの変名版である。この場合は岡山県玉野市
。投稿人は既婚者もOKということで応募したが、最終審査まで残ったものの選出はされなかった
が貴重な経験ができた、とのこと。
その内容は省くとして、ラストでこう締めくくっている。
「ほほえみマリン大使に選ばれなくとも、日頃の生活の中で、ほほえみを絶や
さず、元気に友好対話を広げていきたいと決意する一日でした。」
うーん。素晴らしい。私はヒネくれているのでこういうキレイな文章を読んで心がオダヤカにならな
い。「ほほえみを絶やさず」結構なことだ。しかし、「ほほえみ」に「元気」。対照的だなあ。おまけに
手まで振っちゃいそうだな。そこまでしなくてもいいぞ。一般人だし。
女性だったら「 化粧」当然です 5/31 高3
投稿人は中学生のころから化粧を始めたというツワモノである。
「そのころは部分メークだったのですが、先生によく怒られました。でも、今
その時の写真を見たら、スッピン同然でした。素顔のままで堂々としていられ
るのは本当にステキなことだと思います。」
おいおい、部分にしろ、メイクしてるんだろうが(苦笑)この投稿人にしては部分メイクはもうスッ
ピン、という感覚なんだろうな。それを裏付けるかのように、
「一度でも境界線を越えてしまったら、もう本当の顔ではいられなくなって
しまいます。こうなってしまえば濃くなる一方で、薄化粧だと自分じゃないよう
な気になります。」
一体どんな顔になっているんだ、投稿人。しかも、住所は勝○郡になっている。ハッキリ言って
しまえば田舎だ。家族は肩身が狭いだろうなあ。と、余計な心配をしてみた。まあ、そのうち後悔
すると思うがな。