部活で最高の思い出つくる  9/1  中2
  
いい投稿なのだ。部活のコンクールがあり、銀賞がとれる自信があったが銅賞で終わってし
    まい、落ち込んだが、みんなが一つになりがんばった気持ちを忘れずにいようと思ったこと。
     先輩たちといられる時間も短くなったが、最後の最後まで楽しく過ごしたい、など素直な思
    いが綴られている。そして、締めの文章に入る。

     「だから、これを読んでくださったみんさん、」

    この後、投稿人は「くやしかったこととかに負けないで」とエールを送っている。前後関係か
   ら考えても「みなさん」の誤植なんだろう。まさか「みんさん」という特定の人物にあてて書かれ
   たとも思えないし。それとも間違って書かれたものを直さずに載せたのか・・・。その可能性は
   低いが、どちらにしてもこんなにがんばっている、前向きな投稿がこの一文字の違いでコケて
   しまった。
    「ちまた」で誤植を見つけたのはこれが初めてなのになあ。投稿人、ここはまた投稿で反撃
   してくれ。「ちまたでショック みなさんがみんさんに」とか何とか。

     悪くないかも メールの交換  9/1  39才
     投稿人の長女(高校生)が、携帯電話でメールを始めたのだそうだ。最初はあまり気がすす
    まなかったようだが、娘がメールを活用している様子をこう記している。

     「ともあれ、我が家の親指族は」   

     いいかげんに、何かをひっくるめて「族」と呼ぶのはやめようじゃないか。ニュースでもたまに
    「ナントカ族が・・・」とか言うのを聞くとむしょうに恥ずかしくなるのは私だけなのだろうか。本人
    たちが自らそう名乗っているのならまだしも、外部の人間が勝手にあれは「○○族だ」とか言っ
    てるのがどうにも嫌だ。娘も母親から「親指族」なんて呼ばれてるのを知ったら嫌だと思うなあ。
     つけてる方はネーミングに満足しているのが見え隠れして、それも嫌だ。「族」で存在が確立
    されているのは唯一「暴走族」だけだと思うが、どうか。   

      夏季講習会」がんばり満足 9/6  中3
  
まず、書き出しから。

     「今年の夏はあまり楽しくありませんでした。」 

  おいおい、いきなり寂しいこと言うなよベイベー。と言う感じである。どうも、投稿人の友人たち
    は家族でキャンプや旅行に行ったりしているというのに、自分は毎日毎日夏季講習や宿題で
    かんづめ状態だったのだそうだ。しかし、塾に通い出した頃の自分を今の自分を比べると、この
    夏がんばったおかげで成長できたような気がするのだそうだ。
     先生のはげましの言葉や、閉講式の時に賞状をもらったことを綴る投稿人。そして、

     「本当のことを言うと、自分の力を全力で出しきれた今年の夏が今までで
   一番最高で、楽しかったです。」

    おいおい、それならそうと早く言ってくれよ、心配しちまうじゃないか、ベイベー。しつこいな。
    それはおいておいて、最初にがっくりさせておいて、後半で正反対の思いを書いている。投稿
    人は意識してこういう手法にしたのかどうかは分からないがなかなかのツワモノとみた。女心と
    秋の空。それを象徴しているようである。投稿人は将来男心をもてあそばないように。

     コロッケや煮物 カボチャに凝る 9/6  52才
  
とりあえず、前文をそのまま紹介する。

     「あんなに暑かった夏も終わった。畑は虫たちの合唱である。トンボが飛んでいる姿も見た。
    季節の移り変わりの早さに一抹の寂しさを味わうのは私一人ではあるまい。」

     夏の終わりを憂い、秋の訪れを告げる情緒あふれる文章である。そして、そのすぐ後の文。

     「私は空パックと空箱が大好きである。」 

    なんだ?空パックに空箱お?どういうことだ、これは。呆然としながらも取りあえず読み進める
    。謎はどこかで解けるはずだ。そして、次の文。

     「最近凝っているものがある。それがカボチャコロッケなのです。」

     いやだからその、空パックに空箱は?しかもカボチャについてはタイトルにつけられているに
    しても唐突すぎるし。
     その後カボチャについての調理法だの冷凍すれば保存がきくだの栄養豊富だの知人にお
    すそわけだの空パックに空箱については一言も触れていない。何だったんだ?アレは。幻か
    ?「ちまたにツッコミ」たいと思う一念が見せた幻影か?そこまで私の病気は進んでいるのか?
    などとあれこれ思案する。そして、

    「おすそ分けにパックが必要なのです。空箱は宅急便。」 

    やっと出て来たか。それにしても空パックと空箱が登場するのが早すぎる。出番を間違えた
    役者のセリフのようだ。それにしても、よかった。病気じゃなくて・・・・。

     厳しい就職状況 あきらめないで  9/7 学生
    タイトルが緊迫しているのでそのつもりで読んでみた。

     「外に出て上を見上げた。そこには当たり前のようにある空、雲が広がっ
   ている。」

    ?何だかずいぶんゆったりしているなあ。次の段落。

     「なぜかほっとした。昔も今も変わらないだろうこの風景が私の心を優しく
   させたのか(後略)」

    ・・・・・ゆったりしているなあ。次の段落。

     「大きく息を吸った。さわやかな空気が胸いっぱいに広がり(後略)」

    なんだ、なんだ。この厳しい就職戦争の中、奮闘している投稿人の日々でも綴られているの
  かと思い、そのつもりで読んでいるのだが、いつまでたっても厳しい就職状況にならないではな
   いか。まあ、いい。次の段落。

     「うとうとしてわれに返った。」

    うとうとしてたのか。で、就職は。本題は。

     「私は来年には社会人になる。そして、公務員になるため、学校の勉強と
  並行し地道に頑張ってきたつもりだ。」
   と、後半に入りやっとタイトルに沿った内容の文章が出てきた。これじゃ、厳しい就職のため
    の勉強の合間のひとときの休息が綴られているのが伝わらない。この場合のタイトルは

     「束の間の休息 就職活動の成功願う」とか、
     
「空見上げ 就職活動中の皆にエール」

    とか。どう考えてもこっちのが忠実だぞ。そう言えば、「ちまたにツッコミ」を始めた当時、その
     タイトルと内容がかみあわなくて何度か歯がゆい思いをしたはずだった。最近はそういうこと
     もなくてすっかり油断してしまっていた。「ちまた道」、深し。  

     専業主婦希望を”自家就労者”に 9/7 63才
  
わからない提案である。投稿人は失業率の低さを嘆いているのだが、失業対策の一環とし
    て、

     「直接国民に手を差し伸べることができる50才代までの専業主婦希望者
   を”自家就労者"に認定して(中略)1ケ月に上限6万円を支給して、育児や
   家事に専念していただき、(後略)」

    まず、「直接国民に手を差し伸べることができる」というのが分からない。これは育児や家事を
    主にしているからだろうか?だとしたらめちゃめちゃ時代錯誤な考えだと思う。50才代までと限
    定するのもよく分からないが。
     それに「専業主婦希望者」。希望者とはなんだろう。あえて専業主婦になりたい人はあまりい
    ないと思うんだがなあ。逆に堂々と希望できる人はそれだけ収入にも余裕があるだろうから、こ
    れまたお金を支給する必要こそなさそうだし。
     まあ、そもそも専業主婦にいくらかのお金を支給したところで失業対策にどうつながると言う
    のだろうか。まさか、女性の就職率をそれで減らしてその分男性の就職枠を広げる、と言う考え
    なのか?
     この提案の真意が分かる方、他の意見があれば、ぜひ語ってほしい。 

     さわやか少年に 楽しい列車の旅 9/8 65才
  
投稿人が列車にて広島の方に行った帰り道のこと。どこかの駅から乗車した茶髪の少年が
    座席に着こうとした時、他の乗客にぶつかりそうになり、少年がぺこんと頭を下げてわびてい
    たのを見た投稿人。

     「茶髪というだけで悪く言う声を聞くが、ちゃんと礼儀を心得ている少年に
    さわやかなものを感じ、」

    出た。「ちまた」でたまに見かける「茶髪なのに見直した」的投稿。こんなことで「さわやかな
    ものを感じた」りする方がおかしい。ぶつかりそうになったのだ。当たり前だろう。しかも投稿し
    た上に採用されているとは。ダブルでスゴイ。
     いいなあ、茶髪は。こんなことで感動されるのかあ。だったら、その時に一言「すみません」
    なんて言おうものなら周りは泣くな。その上、「ケガはありませんでしたか」なんて言おうものな
    ら「一杯のかけそば」のごとく全国を語りつがれることだろう。映画化されたりして。そのうち教
    科書にも載るな。いいなあ、茶髪の若者。
     これって、美人がニコッと笑っただけで「美人なのに気取らずいい人」と言われるのと一緒か
    な。
     しかし、この投稿を読む限り、「茶髪というだけで悪く」思ってるのは、他でもない投稿人自身
    だと思うが。どうか。  

     残念に思った高山植物採集  9/15  47才
  
投稿人が島根県の三瓶山(さんべさん)に登った際、地元の子供会らしい30人ほどの団体
    に会ったのだそうだ。その時、2,3人の母親が高山植物を手にしていたことに驚いた投稿人(
    国立公園でもあり、植物採集は禁止されている)は、リーダーらしき人に話をしてみたが、逆に
    けげんな顔をされ、こう言われたのだそうだ。

     「少しぐらいいいじゃないですか。子供たちもあんなに楽しんでいるんだか
   ら・・・・」

    よくない!よくないぞ。大体、こういう考えの大人や親が多すぎる。スーパーとかで平気で子
   供を走らせておける親は殆どがこういう考えなんだろうな。だから、私が鬼ババにならないといけ
   ないではないか。ちなみに、私の手段はわざとぶつからせて注意する。姑息か?でも結構効く
   ぞ。先日も走り回っている子供を見たが、私はレジで会計中。できれば飛んで行ってぶつかりた
   いくらいだった。レジを済ませる頃、大人しくなってるし。「今暴れんかい!」と思った私は何なん
   だろう。謎。

     頑張った孫のサッカーに感動   9/15  70才
  
書き出しから。

     「我が家の外孫が笠岡東中に入った時、『ボクはサッカー部に入ったよ』と告げに来た。
    
 どうせひ弱な体だし、三日坊主に終わるだろうと思っていた。」

    わざわざ孫が知らせに来たというのに、それはないだろう、じいさん。ばあさんかな。投稿人
     の名前が「泉」なんでどっちかよく分からん。でもやっぱりここはばあさんかな。まあいいや。
      結局、じいさんかばあさんのどっちだかの評価とは逆に、孫は頑張り、地区予選で連戦連
     勝、惜しくも決勝で敗退、という結果にはなってしまったが・・・。どっちにしても書き出しでの
     この一言はキツイ。本名で出しているようだが、孫が読んだら結構ショックだ。泉。

 

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