息子の彼女迎え華やいだお正月 1/12 65才
「これまでになく華やかだったお正月」という書き出しといいタイトルといい、ああ、投稿人は
いいお正月を迎えていたんだなあと本人を知りもしないくせに何となく満ち足りた気分で投
稿を読んでいた私。
しかし、数十行後、この私の気分はどん底に落ちることとなる。
タイトル通り、正月に春の女神のごとき(いや実際にそう書いてるんだし)息子の彼女を迎
えた投稿人。腕によりをかけおせちを作って出迎え、二日目も夜まで彼女と過ごしたそうで
ある。正月に客人を迎えることは大変だろうが、楽しそうな投稿人の姿が目に浮かぶような
気がしていた。しかし。
「おかげで初日院展には行けず、やっと5日に私のお正月がきて」
おかげでって。そんな言い方はないだろう。楽しかったんじゃないの??あの笑顔は嘘だ
ったの?見てないけど。
信じられない気分で改めて投稿を読み返すと、実はこの投稿、どうやらその「院展」がメイ
ンの話題なのだ。タイトルで彼女を迎えたお正月のことをクローズアップしているために
おかしなことになってしまったようである。ちっ。まあ、ちまたではよくあるパターンなのだが
大抵騙される。学習能力なしか私。
思えば、彼女を迎えてうれしいたのしいばかりではなかったことが文面の端々に見て
取れるのだ。
「紅白歌合戦もひいきの歌手以外は見ず」腕によりをかけておせちを作り、
「元旦の珍客」を待った、とある。
それには「本当は紅白をもっと観たかったのに」と訴えているように思えるし、「珍客」と
書くのもどうかと思うのだ。
もちろん、珍客は読んで字のごとく「珍しい客」という意味だが、字面からして素直にそう
思えないのも事実。
しかもちまたは投稿名は本名で掲載される。
息子と結婚を控えているという彼女がこれを読んだらどう思うだろう。
といらない心配までしてしまった投稿であった。
今年の抱負はウォークと読書 1/12 73才
いや、分かる。分かるのだ。今年の抱負は「ウォーキングと読書」だということくらい。
これを13文字のタイトルに収めようとするとこういう風に無理がくるということくらい。
だからといって「ウォーク」はなあ。
「歩き」じゃイマイチだし、「散歩」じゃ意味合いが違ってくる。ウォーキングと散歩じゃどう
考えても走る速度が違うし。
じゃあいっそのこと読書は捨ててウォーキングに絞るか。
「ことしの抱負はウォーキングだ」
なんか違うぞ。
じゃあ、ウォーキングと読書をメインにしよう。
「ウォーキングと読書を抱負に」または「抱負はウォーキングと読書」
これでいいじゃん。ああ、スッキリ☆