<オマケ>
    欧米旅行中の日本人男性の失敗談
   
JTBが、欧米旅行中の日本人男性によく見られるエピソードや失敗談について
        添乗員100人を対象にアンケートを実施。以下はその結果である。

        ● エピソード
         「梅干や塩昆布を持参する」「スリッパでホテルのロビーなどを歩き回る」
        などが挙げられたが、失敗談に比べたらこんなものは序の口。

        ● 失敗談
         
「トイレの備え付けのビデで顔を洗ってしまった」
        「西洋式の浴槽の外で体を洗った」

        これについては、欧米旅行中だとかそれ以前の問題だと思うが。そこまで何も知ら
         ないというのだろうか。日本のオヤジは。
          ちなみに、トップは
          「エレベーターでレディーファーストに気づかず、先に降りてしまう」というものだっ
         たが、これは一番うなずけるな。オヤジがそんな細かいことに気づけるはずがない
         のだ。
          しかし、私が思うに、ビデで顔を洗ってしまったのではなく、ビデがあるのを忘れてつ
         いうっかり便器の前に立ったまま水を流し、その結果顔に水がかかってしまった、と
         言った方が正しいのでは、と思うが。
          ネタとしては単純に顔を洗うべくして洗った、の方が面白いけどな。

   心和む美しいアジサイの花 6/17 62才
   
 いろいろな種類のアジサイが見たくなった投稿人は、備前市のアジサイ寺を訪ねて
        みたそうだ。そこには数多くのアジサイが咲いており、とても心が和んだとか。結構なこ
        とだ。そして、忘れないうちに絵手紙用に描いて残しておきたいと思った投稿人が最
        後にポツリ。

        「あの人に送ってあげようかな、そう思いながら!花言葉も添えてね!」

       なぜここに来て急に語尾にビックリマークをつけるのだろう。そもそもこのビックリマー
       クは、キツめに言う時とか、叫びや怒り、そう言う時に使われるものだ。「あの人に送って
       あげようかな」と思案している直後に「そう思いながら!」はないだろう。しかもその後も
       続けて「花言葉も添えてね!」と乱発して使っている。
        ただ単に、「そう思いながら。花言葉も添えて・・・」でいいではないか。       
        アジサイでは心和んだが、これでは全然和まないんだけど・・・。  

       逆境にめげず人生楽しもう 6/19 29才
   
以前、山陽新聞にて掲載された道場六三郎氏の「貧しさを知恵で楽しむ」という記事
       に同感だ、という投稿人。現在の日本はリストラなどの社会不安で暗い話題ばかりの中、
       逆にその生活を楽しむことも大切だ、と書いている。この後、投稿人は「小さな幸せを感じ
       るべき」とか「お金だけではなく、人間性で誰かを助けたり、助けられたりする喜びがどう
       の」とか、いちいちごもっともな意見を述べている。そして、最後に、

        「1日も早い景気回復を祈りつつ、今この人生を楽しんでいけるよう」

      こんな一文があるから、てっきりもう現役を退いた年代なのかと思ったら、違った。まだまだ
       これからの20代の男性であった。祈るだけか。景気回復。あのなあ、投稿人。景気という
       のはどっかの誰かがよくしてくれるものではなく、一人一人の気持ちの持ちようだと思うの
       だ。
        しっかり働いて、貯金ばかりせずにしっかりお金を使うことなのだ。そうすればお金は回
       っていく。
        一番景気回復に一役買える年代なのに、すでに気分は引退してしまっているではない
       か。そんなだからいつまでたっても景気がよくならないのだ。この状態に満足せず、何とか
       してやろう、と思わなきゃだめだと思うがな。

      意識せずに失礼注意受けて感謝 6/19 70才
   
親しい友人から、一言注意を受けた、という投稿人。その内容とは、

       「あんたはいつも電話を切るのに、話が済んだらガチャンと切るでしょ
     う。あれは相手に失礼なんよ。相手が受話器を切る音が聞こえてから、
     自分が切るもんよ。先に切られるとすごく耳に響くんよ」

      そんなこと言われたら、お互いにいつまでたっても受話器が置けないではないか。ずう
      っと前のことだが、私もそのようにしていたら、やはり相手もそれに気をつける人で、お互
      いに受話器が置けずに、譲り合った結果、せ〜の、で同時に切ることにした記憶がある
      。しかし、その後、さすがに面倒になってきてバイバイ、と言った後そう気にせずに電話
      を切るようにした。
       思うに、先に電話を切る、切らない、という問題ではなく、切り方が問題ではないかと思
      うのだ。
       投稿人が注意を受けた点で重要なのは、「話が済んだらガチャンと切る」「耳に響く」と
      いう部分ではないか。さすがに、私も電話を切る時はそのまま受話器を置いたりはしない
      。1度手元で切ってから、受話器を置くのだ。向こうに聞こえる音は「プツッ」と言う音くらい
      で、耳に響く、ということはないだろう。
       恐らく、投稿人は、話が終わるや否やいきなり受話器を置いてたのではないか?

      「あんな〜そんでな〜こうなってなあ〜、なんよ〜ガチャッツー、ツー、ツー」

       これはムカツクな。注意をされても仕方がない状況だ。しかもこのように注意を受け、ちゃ
     んと文章にしているのに、まだこのことに気づいていないような気がする。
      まあ、相手が電話を切ってから自分も切っているなら問題はないけど。

  一束のグミに感じた懐かしさ 6/21 73才
  
 「道の駅」の花売り場で鈴なりに赤い実をつけた「グミ」(グイビと言っていたそうだが)を
     見つけた投稿人。「懐かしい」と思った瞬間に、小学3、4年生の頃の自分に戻っていたそう
     だ。
      当時、借家に住んでいた我が家にはそういった木は何もなく、

      「近所のUちゃん方には今見たのと同じようなグイビやユスラが(後略)」

     Uちゃんかあ。Uちゃんとアルファベットで書く名前というと珍しいぞ。投稿人はせっかく当
     時の友人の名前をアルファベットでボカシてみたが、それと分かる名前の人はそうはいな
     いだろうと思われるが。
      U、と書く名前はというと「う」がつく名前しかない。さて、どういう名前が挙げられるだろう。
     65年前、ということも考慮しつつ考えてみた。

      うた。うたこ。うめ。この辺が確率的には高いだろうな。
      うみ。いそうでいない、いなさそうだけどいそうな感じ。どっちだ。
      うの。芸能界に一人いるので挙げてみた。
      うきえ。サザエさんにこういう名前のキャラがいたはずだ。と考えれば確率高し。
      うま。これはないだろう。
      うし。ないよな。
      うつみ。苗字か。

      これがKちゃんとかだったらひっかからなかったはずだ。まさか、ユミコ、とかポピュラーな
     名前の頭文字「ユ」を「U(ユー)」と置き換えたんじゃないだろうな。年齢だけ見れば、そん
     な間違いさえありそうな気がするが。

  自分が輝けるもの見つけたい 6/22 中2
       以前、「ちまた」誌上にも掲載されたことがあるクラスの「スローガン」について。投稿人
      のクラスにもあるらしく、それは

      「STAR OCIAN〜星の大海」  というものらしい。

       投稿人曰く、「一人一人が星のように輝けるように」という願いをこめてクラス全員で決め
      たものだそうだ。

       分かりにくいぞ。誰かのアルバムの中の一曲(けしてシングルではない)か、マンガのサ
      ブタイトルにしか思えないではないか。そういう願いがあるなら、何もわざわざ横文字など
      使わずに、

      星になろう

      でいいではないか。いいぞ。分かりやすいし。これがデカデカと教室に貼ってあったら、
       その気になりそうではないか。「STAR OCIAN〜星の大海」なんて言われても、ぴんと
       こないだろう。
        ちなみに、その前に別の投稿人が投稿したクラスのスローガンは、忘れもしない

       がむしゃら魂

       であった。そのあまりの熱さにつっこむ余地がなかったのでよく憶えている。いいなあ、
        「がむしゃら」に「魂」までついている。これ以上どうもしようがないほど熱い。言葉は力
        なのだ。

       ひざ痛め部活無理だが頑張る 6/22 中3
   
まず、出だしから。

        「私は走ることが大好きです。小学校4年からバスケットを始め、中学
      校でもバスケ部に入っています。」

       ?「走ることが好き」なことと「バスケ好き」と何か関係があるのか?と思いながら読ん
       でみた。イヤな予感がする。
        投稿人は、今ヒザを痛めて「大好きなバスケットも大好きな走ることもできません」という
       状況なのだそうだ。それはまあ大変なことだろうとは思うのだが、一番に「走ること」を持っ
       てくるほど好きなのだろうが、結局最後までバスケができない、ということに終始し、「走る
       こと」が投稿人にとってどう大事でどれほど好きなのか、ということが全く書かれていなか
       った。
        イヤな予感は当たってしまった。
        「ちまた」誌上でたまに見かける、書いてはみたが結局別のことにとらわれすぎて、1
       度投げたボールを拾いに行っていない例だ。
        書き出しに書くほど好きなことなのに、不思議だ。もしかしたら、本格的に「走る」こと
       ではなく、ただ走っていることが好きなのか?だとしたら、

       「私は走りまわることが大好きです。」

       と、こう書いた方がしっくりくるな。その後「走ること」に触れなくても違和感もないし。
        ただ、ちょっとヘンな人だな、と思われるかもしれないが。
 

  法定外添加物の国指定法に一言 6/24 52才
   
このところよく取り上げられている、法廷外添加物問題について一言、という投稿人。
       分かりやすく言えば、国が使用を認めていない添加物を食品に無断で使用した会社が
       告発された、というやつだ。それにはもちろん、発覚した時点でメーカーは回収に当た
       る。それも分かるが、とした上で

        「危険性がないのであれば、それらを買う買わないの選択は、消費
      者がしてもよいのではないでしょうか。」

      大胆な発言だ。こんな発言を「ちまた」が掲載した、ということの方に驚いた。じゃあ、ア
       ンタは買えるのか?と聞きたいのだが。
        投稿人いわく、この添加物使用の指定の申請には動物実験などの資料や、多額の費
       用がかかるとのこと。また、厚生労働省も「申請があれば指定される可能性があった」など
       とこれまたされるのやらされないのやら分からない言い方をして、余計に混乱させている
       ような気がする。
        確かに、認可されていない、というだけで危険な添加物ではなかったかも知れない。だ
       けど、消費者側からすれば「危険かそうではないか」の目安は認可されているかどうかで
       しか判断ができないのだ。まあ、認可されているからと言って100%安全だとは言えない
       が。
        とにかく、どこかで一本線を引いておかないと、どこまでもなし崩しだ。
        もっとも、投稿人はこれで回収され、廃棄されるであろう食品を憂いているようだが。そ
       れを言うなら私が気になるのはコンビニ弁当の廃棄だ。何とかならんのか。あれこそ。

       ビデオの異常神様の「  バツ」 6/25 小6
       タイトルからして、私にツッコんでほしそうな感じがした。「その手には乗るか」と一応反
      抗してはみたが、やはり私の勘は外れていなかった。恐るべし、ちまた。
       投稿人とその兄は、今「シャーマンキング」というアニメにハマッているのだそうだ。(余
      談だが、私も結構好きだ)
       そして、今から4ケ月ほど前のこと、繰り返しそのアニメのビデオを観ていたら、突然「ガ
      ッコン」という不気味な音とともに、ビデオテープが止まってしまったとか。

       「兄は『はさみを持ってきて』と言い、私と兄の素早いコンビネーション
      でなんとかビデオテープを取り出すことができました。」 

       素早いコンビネーション、というのはこういう場合にも使われるのか。言葉の印象からする
      とすごくカッコいいことを連想するが、実際は必死でビデオテープを取り出そうとしている
      だけのことである。
       そして、ビデオデッキは異常はなかったが、テープはもう二度と使えない状態になってし
      まったのだそうだ。そこで、投稿人はこう思うのだ。

       「兄は受験生でちっとも勉強していなかったので、神様からの『バツ』だ
     と思いました。そんな兄を見て私は、受験生でない今からしっかり勉強し
      ようと思いました。」  

       小6の妹にこんな風に思われる兄も兄だが、投稿人はすっかり自分は棚の上に上がって
       しまっているではないか。自分だって何度もビデオを巻き戻して見た、いわゆる共犯者だ
       ろう。アンタにはバツはないのか?と問い詰めたいところだ。
        これを掲載した「ちまた」側の意図も見てとれてイヤだな。この投稿を読んだ母親だか
       が「ビデオばっか見てると、ホラ、こんな風にバチが当たるんよ!」とか言わせたい感じ
       がする。受験生にも効果を期待したいところだが、さすがにそれはないだろうな。鼻で
       あしらわれるのがオチだ。逆ギレされそうだし。  
 

  W杯のTV解説 客観的な中継を 6/30 27才
       サッカーのワールドカップについての投稿。TV中継でサッカーに熱中する全国の様子
      を見て、投稿人は

      「こんなにも日本人はサッカー好きだったのかと驚きます。」

      目にした画面をそのまま受け取れる投稿人が私は少しうらやましい。日本人がサッカー
       好き、というよりこの盛り上がった雰囲気が好き、としか思えないからな、私は。
        更に、この素直な感性の投稿人の意見。
        試合前に流れる国歌を大声で歌っている姿を見て、

      「日本人はこんなに愛国心があったのだろうかと思います。学校であん
    なに大声で国家斉唱する生徒はいなかったのに、さぞかし先生方は感
    動していることでしょう。」

      そう取るか・・・。愛国心というよりは、サッカーチームとしての日本を応援しているだけで
      あって、他の国のように国を応援する、というのとはまた違うと思うぞ。ベッカム人気がそれを
      物語っていると思うがな。それと、この場合の国歌は、サポーター達にとっては単なる日本
      チームのテーマソングだったのではないか?私が教師なら、感動どころかめちゃめちゃム
      カツクと思う。じゃあ、学校でもちゃんと歌えよ、と。

       そして、投稿人の一番の疑問点は、テレビで解説をしている人たちの言動がヨーロッパ
       びいきではないか?ということらしい。

      「日本戦において、日本人が日本びいきをするのは当然です。」

      そっ、それはいいのか。アリなのか。当然て・・。言いきってるが。
       しかし、よく分からん投稿である。素直なんだろうな、この人は。これが全体を通しての感
      想であるが。      

   

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