あなたが持つ長いものは何 11/2 高2
「長いもの」から連想されるものはなんでしょうか?といきなり書き出しから問いかける投稿
人。なかなかつかみ所が分かっている投稿だな、と思いながら読む。ヘビ、道などを題材に
あげ、その後、身近で私たちが持っている長いものは何かと問いかけている。
そこで、それは「長い目」だとオチをつけ、なるほどと思わせているのだが、ここでまた更に
「さて、あなたが持つ長いものはなんですか?」
と逆戻りの問いかけだ。おいおい、「長い目」ではないのか?そんでもって、「長い目」を持
っていますかだとか、問題提起を投げかけるのではないのか。そもそも何故投稿人は「長い
ものについて考え始めたのだろう。それも気になる。そしてこれまた更に、最後に
「私というと、人よりも長い舌です。いままでやくにたったことはありません
。」
と、またオトしている。変わった投稿文なのだ。ボールをぽんと投げられて、ちゃんと受け止
めたかと思いきや、もう一つ別のボールが用意されていて、それをおもむろにあさっての方向
に投げられたような感覚。しかも長い舌。今までと言うか、これからも役に立つことはそうないと
思われる。まあ、しっかり鍛えて鼻の頭くらいなめられるようになれば宴会芸くらいにはなるかも
知れないが。地味すぎるか。
ついでに言わせてもらえば、この投稿に誤植発見。油断すると見逃しそうな場所だ。
「最も身近で長いのもを探すなら、それは私たちが持つ長いものです。」
身近で長い野茂・・・・・。しかも私たちが持っていると言う。どの辺だろう。この辺かな?
雑誌に応募したはがき当選幸せ 11/14 中2
「最近いいことないなぁー」と思っていた投稿人。家に帰ると1通のハガキが届いていたそう
だ。それは、なんと、ある雑誌の読者プレゼントに応募したハガキの当選通知であった。
「テレビで見た『TITANIC』。感動で言葉では言い表せない気持ちになり、
(後略)」
なんだなんだ。急に「TITANIC」の話題になったぞ。今の感動をその時の感動に照らし合わ
せているのか?それにしても唐突だな、と思いながら読んでいた。
「私はぜひ『TITANIC』のビデオを自分だけの宝物として持っておきたいと
思い(後略)」
もしや。
「一生懸命はがきを書いてポストへ・・・。」
おいおい。それを早く言ってくれよ、ベイベー。おかげで頭の中は?マークだらけになってし
まったではないか。そして、すっかり舞い上がり気味の投稿人。
「何よりうれしかったのははがきの『当選おめでとうございます』と書かれて
いる部分にカラーペンでラインがひいてあったことです。その小さな優しさに
うれしさも二倍になりました。」
そうか、そんなに嬉しかったかあ。よかったなあ。人間、あまりにもいいことがあると全てがバラ
色に見えると言う典型的な例だな。アバタもエクボみたいなもんか。違うか。坊主憎けりゃ袈裟ま
で憎いの逆か。ちょっと分かりにくいな。まあいい。カラーペンでラインがひいてあったことを「小さ
な優しさ」と思えるか、「殺風景なのでちょっと書いてみただけ」と思うか、ここが幸せの分かれ道
のような気がした。ちなみに私は完全に後者だ。人間不信だしな。